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| 新車を購入したときについているのが、純正パッド(ノーマルパッド)。ノーマルパッドは耐磨耗性とブレーキパッドの鳴きをメインテーマに掲げている。弊社が供給している「日清紡ブレーキパッド」も車の重量やタイプなどから最も適した材質を使用しているのが現状です。磨耗性についても、材質やブレーキングの方法にもよるが、4万キロから5万キロ走行に耐えるだけの性能を持っている。 ただ、ブレーキの効きという面を考えるとスポーツ系の車を操作される方には物足りない。このブレーキの効きを満足するために多くのメーカーが篠木を削っているのが、スポーツパッドである。 スポーツパッドはブレーキの効きを満足させるだけでなく、初期タッチを良くし、ブレーキを踏んだときの効き始めにリアル感を持たせるという面も兼ね備えている。いわゆるブレーキコントロールを大切にしている。 そんなスポーツパッドも次のことがささやかれているが・・・ スポーツパッドは効きが良いだけに減りが早い。耐磨耗性に欠けているといわれがちである。しかし、ノーマルパッドと同じブレーキングを行っていれば、逆にノーマルパッドよりも耐磨耗性がいい、もしくわ同等というのが一般論です。ページの最後に「パッドの摩耗について」でDIXCEL・Mタイプ・Zタイプとノーマルパッドの違いを記しております。 弊社が扱っているスポーツパッド「FERODO」「DIXCEL」「Endura-Tech」なども全て同様です。ただ、スポーツパッドを装着すると、初期タッチが良くなり効きも良くなります。その為、ぎりぎりまでブレーキを遅らせてしまい、通常のブレーキングよりも激しいブレーキングとなるため、パッドの摩耗が早くなっている。ということです。 上記の内容から、車の使用にあわせてブレーキパッドを選ぶのがベスト。 |
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| スポーツ系の車を購入したとき、もっとブレーキを効くものにしたい。と思われたら、スポーツパッドへの交換をお勧めします。 スポーツパッドにはいろいろなメーカーから数多くの種類が発売されていますが、使用する場所・タッチの違いなどで迷ってしまいます。 スポーツパッドには大きく分けて2種類あると思っていただければ良いかと思います。 ○ストリート用スポーツパッド○ 弊社の取扱商品でいえば「FERODO・DS2500」「DIXCEL・Mタイプ」 このストリート用スポーツパッドは、その名の通りストリートや高速道路がメインのユーザーの方にお勧めです。また、サンデーレースなどをされるユーザーの方もこのストリート用スポーツパッドでほとんど対応可能です。 ストリート用スポーツパッドの場合、ローターの適正温度に注目してください。走り出しから峠や高速道路でスピードを出したとき400度から500度に達しますが、このあたりまでをカバーするパッドがストリートパッドということになります。 ○サーキット用スポーツパッド○ 弊社の取扱商品でいえば「FEODO・DS3000」「DIXCEL・Rタイプ」 サーキットなどのレースでは、ローター温度が約800度前後まで上昇します。その温度域までしっかりカバーできるブレーキパッドとなります。但し、どのメーカーもサーキット用として開発したブレーキパッドは、低温域のブレーキの利きが甘くなっているのが現状です。その為、サーキット用ブレーキパッドはストリートなどの普段の走行については逆に危険を伴うことを知って置いてください。 |
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ブレーキパッドを選ぶとき重要な評価要素の一つに「摩擦係数」があります。摩擦係数とは2つの物体が接している面の摩擦度合いを表すもので、数字が低いほど摩擦が少なく(滑りやすい状態)数字が高いほど摩擦が大きい(滑りにくい)ということを意味します。 ←公式通常、純正パッドでだいたい0.3から0.4、スポーツパッドでは0.4から0.5の物が一般的です。摩擦係数が高いと、軽い踏力でより多くのブレーキングエネルギーを発生させることができますので、効きが良いということになります。逆に摩擦係数が高すぎるといわゆるカックンブレーキになり、ブレーキが扱いづらくなってしまいます。 摩擦係数にとって大事なこと ブレーキを踏んでからそのブレーキパッドがもつ最大摩擦系数値に至るまで、どれだけ早く立ち上がれるかという点。これが悪いとブレーキを踏んでも効かないパッドということになります。(一般的に初期制動が悪いという表現になります。) |
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| 「耐フェード性」とは@フェードが始まるポイント(温度)がいかに高いレベルに設定されているか。Aフェードする前とフェードした時の摩擦係数の変化(落ち幅)がいかに少ないか。これによって評価されます。フェード現象というものはブレーキパッドの摩擦材に含まれる樹脂類がある一定の温度を超えると燃え尽きてしまい、そこから発生するガスがパッドとローターの間に膜を作り(パッドとローターを引き離そうとする作用が発生する)摩擦係数が極端に低下してしまう現象のことを意味します。通常ノーマルパッドではフェードポイント(フェードが始まる温度)が300度から350度ぐらいに設定されています。スポーツパッドは400度から700度ぐらいになっています。また、スポーツパッドはフェード率を極力高めており、たとえフェードが始まったとしてもある一定の摩擦係数をキープするような設定になっています。通常ノーマルパッドではフェード率が40から50%に対し、スポーツパッドは60から80%ぐらいに設定されており、フェードしたときでもノーマルパッドのフェード前と同レベルの摩擦係数を維持するようなつくりになっています。 | ![]() |
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| スポーツパッドを扱っているもので「ホイールが汚れない」「ダストが少ない」というものが多くなっています。これはブレーキパッドの粉塵が出ないのではなく、より粉塵を細かく出るような材質にして走行時に風で吹き飛ぶようにしてあるためです。以前は、ブレーキの効きを追求するためメタル系摩擦材の使用が目立ちましたが、メタル系摩擦材はホイールに刺さるようになるためホイールから落ちにくいというデメリットがありました。その為、近年では小型トラックや車重の重い車以外でのメタル系摩擦材の使用は減っているようです。 弊社で扱っているノーマルパッド「日清紡ブレーキ」でも、乗用車までのクラスでは、「A5000シリーズ・K材」を多く使用し、ホイール汚れも少なく、ローターにやさしい摩擦材を使用しております。 また、FEODO・DS2500やDIXCEL・Mタイプもスポーツパッドの中で、ブレーキダストの少ないスポーツパッドの代表です。 |
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| 軽くブレーキングしただけでもパッドの鳴きが出てしまい気になってしまう。というご経験をされた方も多いかと思います。考えられる原因としていくつかあります。ブレーキパッドの摩擦材の材質とブレーキローターとの相性が悪い場合もあります。また、ディスクローターが偏摩耗してブレーキパッドのアタリが悪い場合もあります。ただ、このように簡単な場合ばかりではありません。キャリパーピストンの戻り不良によるブレーキ鳴きのケースもあります。キャリパーピストンの戻り不良の場合、キャリパー自体の不良かピストンの不良か、または他に原因があるかのチェックが必要となります。 | |
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| スポーツパッドのところでも記しましたが、ここで、さらに詳しくご説明したいと思います。「スポーツパッドはノーマルパッドより摩耗が早い」との見解に付いて、ここでは正解でもあり、間違いでもあるとの見解にしておきます。その理由はブレーキパッドの摩耗がその使用温度によって大幅に違いが発生するからです。右のグラフで時速80Km/hから0.4Gのブレーキングを温度別に各1000回おこなった場合の摩耗量をノーマルパッドとスポーツパッドで比較してみました。この場合のスポーツパッドは、弊社で取り扱っておりますDIXCEL・MタイプおよびZタイプです。おわかりの通、パッドの摩耗は使用する温度に対して二次曲線的に比例し、高い温度粋で使用すればするほどその摩耗は激しくなります。ノーマルパッドは、150度以下での使用ではその摩耗が非常に少ないのに対し、300度以上での使用ではスポーツパッドの倍以上摩耗することもあります。但し、ノーマルパッドは300度以上になるとフェードが始まり、実質的には効力面では使用不可能なレベルに落ちるので、その温度域での激しい摩耗を体感するユーザーも少ないでしょう。スポーツパッドはワインディングやサーキットでよく使用される温度域(250度から600度)での摩耗を重視しているので低温域での摩耗はノーマルパッドより劣っています。(右のZタイプの場合)ただ、ストリート用専用スポーツパッドの場合低温域での摩耗をノーマルパッドに近づけているため、あまり違いを感じさせません。(右のMタイプの場合) 結論的に、スポーツパッドでもストリート用中心のパッドはノーマルパッドと磨耗性はほとんど同じかメーカーによっては優れているものもあります。サーキット用スポーツパッドでは、一般道だけでの使用の場合、減りが早いといえますが、サーキットなどでの使用では、ノーマルパッドより長持ちし、かつ安全なブレーキングができる優れものなのです。 |
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